ウクレレだけは続いた(実体験カテゴリ) ギターは即飽きた

ギターは挫折したけどウクレレは続いた理由|飽き性でも弾けた“やさしさ”の正体とは?

憧れと現実の壁が分厚い件

昔から楽器に憧れていて、最初に手を出したのがギターでした。

父親が昔フォークソングをよく歌っていたらしく、祖父母の家にギターがあったんです。

「アコギで弾き語りできたらカッコいいよな〜」なんて思いながら、安いギターを買って、本を読んで、YouTube見て…。

でも…正直に言うと、全然続かなかった。

 

コードは難しいし、弦は痛いし、でっかいし、音はビビるし。
「Fコードが弾ける日なんて来るんか…?」って思いながら、気づいたら部屋のオブジェになってました(笑)

それなのに、不思議とウクレレだけは続いてるんです。

ギターは挫折したけどウクレレは続いた理由|飽き性でも弾けた“やさしさ”の正体とは?

今回は、飽き性で挫折しまくりの僕が、なぜギターは投げ出してウクレレは続けられたのか?
その理由をまじめに、でもちょっと共感たっぷりにまとめてみます!

 

🎸 ギターを挫折した主な理由3つ

一応最初は頑張ってみようかと思ってやってみたんですよ。

父親も少し教えてくれたりしましたし。けど結局全然やれずに終わってしまいました・・・。

その理由(言い訳)をお話ししたいと思います・・・(;´Д`)

 

① とにかく指が痛い&届かない

最初にギターを触った時、まず「うわ、弦めっちゃ固い!」と思いました。 特にアコギのスチール弦は指に厳しい。

コードを押さえようとすると指がズタズタになるし、 弦が太いからフレットとフレットの間で指がきれいに収まらない。しかも押さえる力が弱いとビビるし、強く押すと痛いし…。

そして良くなかったのが、父の持っていたものは「クラシックギター」という、抑える部分が普通のアコギよりも太いものだったのです。

当然弦を全て押さえるというところで挫折。当時小学校6年生だった自分にはあまりにも大きな壁でした。

ただ痛いだけで音も出なくて、「これ、何が楽しいんだろう…」って思ってしまった瞬間、ギターから手が遠のきました。

 

② Fコードで心が折れた

1つ目の理由と似ているんですが、これも決定的でしたね。

ギターを始めてある程度進むと、必ず出てくるのが「Fコード」。 このバレーコードがとにかく難しい。

人差し指で6本の弦を全部押さえるって、地味に地獄。音も鳴らないし、コードチェンジは間に合わないし、

「このまま練習し続けても、本当に弾けるようになるのかな…」って疑心暗鬼になって、練習そのものがしんどくなっていきました。

ギターをやめた一番のきっかけは、間違いなくこれです。

一応その10年後にアコギを買ってやってみたのですが、結局独学だと同じようになって飽きちゃうんですよね。

 

③ 練習が苦行になっていた

ということで20歳ごろにもう一度アコギを購入し、頑張ってみることにしました。

しかしギターの練習って、最初はとにかく地味です。C、G、Am、F……コードの押さえ方を繰り返して、ストロークを練習して、 その先にやっと1曲弾けるようになるという流れ。

上達の実感がなかなか得られなくて、「練習=苦行」になってました。

あの当時はYouTubeなんてなかったので、本屋で買った教材で見てもわからないし、手本のCDを聞いても上手すぎる人の演奏に落ち込むだけ。

「自分がこのレベルになるまで何年かかるんだ…?」と考えてしまって、どんどん気持ちが萎えていったんです。

 

ウクレレが続いた理由

ほなら何故ウクレレに行ったのか?というお話ですけども。ウクレレに出会ったのは、ウクレレを一気にポップなものに持ち上げた(と思う)つじあやのさんのCDを聞いてからでした。

初めて聞いたのは確か「クローバー」という曲でしたね。

正直「ギターで失敗したけど何かやりたいな…」っていう、ちょっと投げやりな気持ちでした(笑)

でも、手に取ってみたら想像以上に“やさしい”楽器で、気がついたら1曲、2曲と弾けるようになっていたんです。

 

✅ 弦がやわらかくて指が痛くない

ナイロン弦なので、押さえても指が全然痛くならない! しかも、弦の間隔が狭くて手が小さくても押さえやすい。

ギターのときの“物理的な辛さ”が一切なくて、これだけで「続けられるかも」と思わせてくれました。

かなり早い段階で楽しく弾けた記憶があります。

 

✅ コードがシンプル(Cコードなんて1本指!)

ウクレレの最初のハードルはとにかく低い! Cコードなんて1弦3フレットを1本の指で押さえるだけ。

たったそれだけで「ポロ〜ン♪」っていい音が出る。 ギターでは考えられなかった“すぐ弾ける感”が、モチベーション爆上がりでした。

 

✅ 小さい・軽い・かわいい → 触るハードルが低い

ギターってデカいし重いし、出すのも片付けるのも面倒。

ウクレレは軽くて小さくて、部屋の隅に置いておいても邪魔じゃないし、すぐに手に取ってポロロンとできる。

「なんとなく手に取れる」って、飽き性にはかなり重要。

ちなみに20歳のころはアパート暮らしだったのでギターもなかなか思い切り弾けませんでしたが

ウクレレは結構音が小さかったので弾いても大丈夫でしたね笑

 

✅ 「練習」より「遊び」の感覚に近い

ウクレレって、ちょっとコードを覚えて、歌を口ずさみながら弾いてるだけでそれっぽくなるんです。

もちろん本格的にやろうと思えば奥も深いけど、 初心者が「なんか楽しいなこれ!」って思えるまでのスピード感がすごい。

ギターのときに感じていた“苦行”が、ウクレレでは“気分転換”になってました。

 

結論 自分の性格に合う楽器が“ウクレレ”だった

もちろん、ギターが悪いわけじゃない。ギターの音色もかっこいいし、弾き語りも魅力的。

ただ、「毎日コツコツ練習して上達したい」っていうタイプじゃない人にとっては、ちょっとハードルが高いんですよね。

僕みたいに「気まぐれに何かやってみたい」タイプには、ウクレレの“やさしさ”がちょうど良かった。

最初の1音がすぐ鳴る。 1曲がすぐ弾ける。 練習じゃなくて遊び感覚で続けられる。

これだけで、楽器が「続くかどうか」はだいぶ変わると思います。

 

挫折経験があるからこそ言えるけど、
“ウクレレのやさしさ”は、思ってる以上に偉大です。

ギターで心が折れた人にこそ、一度ウクレレを触ってほしい。

かつての自分がそうだったように、
「やってよかったな」って思える楽器に出会えるかもしれません。

そして何より、弾いてて気持ちいい。
それだけでも、十分すぎる理由だと思うんです。

人それぞれ好みはあると思いますが、楽器をお手軽に弾いてみたい!という人にウクレレはおすすめです!

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